DIY-09. 窓際でピュー音
- 事務局 くろはち会
- 2016年6月19日
- 読了時間: 2分
空気の流れシリーズ第四段。窓のお話です。
この部屋は暖かいのに、別の部屋はちょっと寒い、など、部屋によって温度差を感じられることは無いでしょうか。
ウチは、部屋によって外からの音の聞こえ具合がずいぶん違うので、何でかなーと思っていました。
実は、窓って調整によって、機密性がずいぶん変わるようです。
バスルームとキッチンの換気扇を両方ONにして、窓際に行ってみてください。
もしかすると「ヒュー」っという音がするかも知れませんし、窓枠の上下左右に手をかざすと、どこか一箇所、または複数個所から風が入り込んでいる場合もあるようです。
これは、窓枠の設置状態が経年劣化等によるずれで、機密性が低下してしまうことによるものだそうです。
通常はあまり気にされるほどの事では無いかもしれませんが、気になるほど空気が漏れている窓がある場合、メーカーサイトにこのような記載がありますので、相談されるか、実際に手を入れてみるのをお勧めします。
隙間風が入ってくる http://tostem.lixil.co.jp/support/troubleshooting/door/sash/case01-07.htm
それから、これもご存知の方が多いと思いますが、このマンションの窓ガラスは、鍵になっているレバーの開閉で、合わせ窓部分のパッキンがスライドして、レバーを閉じた時に密閉率が高くなるような内部動作をしています。
この為、レバーを開くと、少し外の音が聞こえつつ、「ヒュー」という風切り音がしますが、レバーを閉じると、音がしなくなります。
この為、レバーを中途半端に締めていると風が通ります。

汚れたままの写真で申し訳ないですが、窓の合わせ部分の一番上部、上の写真で言うとオレンジで囲われた部分ですが、レバーの開け閉めにあわせて、なかからゴムが出てきて機密性を保っています。
ウチでは、1部屋だけこのプラスチックの部品が奥に引っ込んでいたので、レバーを締めても外気がどんどん入ってきている部屋がありました。
逆側から見えたのでドライバーで押し戻しまた。そうすると、音も無くなりました。
春と秋はあまり気にならない話ですが、夏と冬は快適な室内温度・湿度を保つためにも是非参考になさってください。
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