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DIY-05.LED照明の電気代

  • 執筆者の写真: 事務局 くろはち会
    事務局 くろはち会
  • 2016年3月26日
  • 読了時間: 4分

第五弾はLED照明のお話しです。

皆様のお宅の照明ってどのようなものをお使いですか? リビングルームや寝室はそれぞれご自分で選ばれたものをお使いだと思いますが、元々マンションに設置されている照明だけでも以下のものがあります。  玄関(95W)  廊下(57W x 2または3)  洗面(57W x 3)  バスルーム(90W x 2)  トイレ(57W)  キッチン(32W x 3(天井部) + 20W(流し台))  その他ウォークインクローゼット等 キッチンの流し台の上と天井の部分の照明は蛍光灯ですので、それなりに省エネですが、それ以外は白熱電球と呼ばれるものが使われていて、意外に電力使用量が多いのです。 では、お風呂の90Wの電球2つですが、1時間利用するとどのくらいの電気代になるか、ご存知でしょうか。 90 x 2 x 2.5 ÷ 100 = 4.5円です。一日2時間使われるご家庭で30日分に換算すると270円になります。 この計算をしてから、LEDへの切り替えを検討し始めました。 LEDは、省エネで4万時間くらい切れない等という話しは耳にされていると思いますが、最近では数ヶ月で切れたというようなニュースも流れています。 さてさて、本当にLEDにすれば電気代が安くなるのか、そんなに長期間使えるのか不明ですが、結論から言えば電気代は明らかに安くなります。 ただし、LED電球は値段がそれなりに高いです。 LED照明の寿命がそんなに長くないなら交換しても意味がありませんが、実はLEDの発光体自体はかなり長持ちするそうですが、そこに電気を送る前の部品(コンデンサー等)に安物が使われている場合、その部品が早めに故障することで、点灯しなくなるんだそうです。 この為、もしLED電球に交換される場合、それなりのメーカーのものを選ばれることをお勧めします。蛍スイッチに関する注意もありますので、それは最後に! 寝室を除く家中の電球を全て交換すると特なのか損なのかを事前に確認するために、エクセルで試算してみました。 そうすると、元々付いていた照明だけで1ヶ月に約2,000円の費用がかかる計算だったのが、LEDに交換するとたったの190円になることが判明。 年間の差額が約21,000円。 全てをLEDに交換しても1年で元が取れると判断し、白熱電球は全てLEDに交換しました。 参考までに試算表を公開しますので、ご利用ください。 05.LED照明の電気代.xlsx (Microsoft Excel ファイル) では、どんなLED電球を選ぶのかについて簡単に記載させていただきます。選ぶポイントはいかの大まかに次の5点です。 1. 金具のサイズ 17口金、26口金の2種類があり、洗面台のミラー灯は17口金、それ以外はほとんどが26口金です。 2.ワット数について 元々付いていた白熱電球のワット数が90Wなら、LED電球のパッケージに90W型と記載されたものを使えば明るさの違いはそれほどありません。 同様に57Wなら60W型、32Wなら40W型がフィットします。 3. LED電球の色 白っぽい蛍光灯色と黄色っぽいやわらかい色合いの電球色の主に2種類があります。 4. 光の広がり方 スポットライトのように狭いエリアを照らすものと、広角に光が広がるものがあります。利用する場所によって選びます。 5. 密閉器具対応 バスルームの照明のように、電球を完全に密閉するタイプの機器が付いているものは、この名前が入っているLEDを選ぶようにします。 以下、備考です。 計算式の中に2.5と出てくるのは電気料金の目安です。契約の形態によって異なるかもしれませんが、電気料金の明細などでご確認ください。 ある月の自宅の電気料金明細書から換算しましたが、おおよそ2.7円でした。  (\8,549(電気代)) ÷ 316kWh(電気使用量) = \2.705円 最初に計算した時は確か2.5円だったのですが、、、、電気代上がりましたね。 実は、キッチンの天井に付いている照明もLEDに交換したのですが、これはかなりテクニックが必要なので、興味のある場合はお知らせください。紹介させていただきます。 ウォークインクローゼット等で、ソケットが斜めに出ている場所があります。この場所には直接LED電球がねじ込めない場合がありますので、その場合は、以下のような商品を併用します。 ・ムサシライテック 可変ソケット E17   Link

・光波 フレキシブルソケット E26   Link LEDを選ばれる際に、1点注意いただきたいのが蛍スイッチです。 ON-OFF をするスイッチに小さいランプが付いたスイッチがありますよね。廊下のスイッチなどがそれで、蛍スイッチと呼ばれているそうです。 現在市販されているLEDはほとんどがこれに対応しているそうですが、中には対応していないものもあるようです。 この為、購入を検討される際には念のためご確認ください。蛍スイッチ非対応のLEDを蛍スイッチでON-OFFされるソケットに到着した場合、2-3回オンオフオンを繰り返さないと点灯しませんのでご注意ください。


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